サニーボーイ・ウィリアムスンやB.Bキング、ハウリン・ウルフにマディ・ウォーターズ。リトル・ウォルター、ウィリー・ディクソン・・・
共演したブルーズマンは数知れず。
ブルーズのレジェンドの一人、ロバート・ロックウッド・ジュニア。
いわゆる「戦前ブルーズ」から活躍するミュージシャンですが、彼のギターはとても洗練されていてスマートです。ジャジーなアプローチや絶妙なオブリなど、彼の影響を受けたギタリストは星の数でしょう。
そんな彼にギターの手ほどきをしたのはあの悪魔のブルーズマン、ロバート・ジョンソン。
彼らは血のつながらない父子関係だったそうです。ロバート・ジョンソンの年上のガールフレンド(15歳上だったとか)の連れ子がロバート・ロックウッド・ジュニア。彼らの年の差はわずか4歳。父子というより兄弟ですね。
10代半ばですでにジューク・ジョイントと呼ばれる労働者の盛り場で演奏をしていた彼のキャリアは、91歳でこの世を去るまで70年以上を誇ります。
1930年代の音楽やパフォーマンス、ましてや黒人のそれを映像で見る事は困難ですが、2006年に亡くなる少し前までステージで演奏していた彼の姿は比較的たくさん見る事ができます。
リアルタイムで戦前の音楽シーンを知る男の演奏が、つい10年ほど前までライブで見れたとは・・・
YOUTUBEで”Sweet home Chicago”を見れますが、ただチューニングをしてるだけでシビれます。冒頭の「Good evening, Ladies and Gentlemen.」は僕がジイさんになったらぜひ真似したい一言ですね。ただ挨拶するだけで素敵ってすげえ。
長生きが出来るかどうかは分かりませんが、もし彼のようになれたら本当に素晴らしいと思います。
渋いジイさんになれるその日まで、あなたのプレイリストに「ロバート・ロックウッド・ジュニア」を追加して研究しましょう!