白板症のこと⑧

受付を待つ間はまさに負のオーラ出まくりだったと思います。

変な汗かいてたし…。

意味も無く血圧測ったり(心拍数がヤバかった)。

とは言うものの紹介された大学病院はウェブでも評判が良く、病院内も明るくて少しほっとできましした。

なにせ大学病院で診察を受けるのは人生初。

受付をすませると、国内でも屈指の病院で診てもらえるという安心感が生まれて来ました。電車に乗っているときよりは明らかに落ち着いていました。

僕が行くのは「口腔外科」。大きい病院にも関わらず意外と速く順番が来ました。

 

歯医者さんにあるのと変わらない診察台(ユニットというそうです)がパーテーションに仕切られてざっと20はあるでしょうか。それにPCモニター、中型の書類ケースで1区切り。

フロアはたくさんの医師や助手(学生?)が忙しく歩き回っておりました。

通された診察台で待つこと数分。颯爽と現れたのは女性の医師と男性の医師、助手の学生(女子)でした。

口に透明なプラスチックでできたアタッチメントをくわえ、まずは写真撮影。

ガーゼごしに手で舌をひっぱられ、撮られる事10枚以上。

多くね?

撮影しながら僕の舌の病変について話しています。

が、専門用語が多くてよくわかりません。

「バイト深いな」とか、

「ナミってる」とか。

撮影の後は、舌だけじゃなく口の中全部診られました。とくに白い部分は指で(ゴム手袋越しですが)グリグリされまくりました。

そこに現れる3人目の医師。舌を引っ張られ、白いとこグリグリ。

またまた現れた4人目のドクターにもグリグリグリ

グリグリ祭り……。

やがてPCモニターに僕の患部がでっかく映し出されると、いよいよ女医さんにより説明が始まりました。

「まず初めに、これは口腔白板症で間違いありません。」

確定しました。

「そして状態として、悪い状態ではありません。いわゆるガンとして進行しているという物ではありません。」

おお…マジですか…。

「ただ、これがガンになるのか、それともこのまま白板症のままなのかはわかりません。従って患部を注意深く観察していく必要があります。」

「いわゆる経過観察を行っていきましょう。病状が変われば、またそこで判断する事になります。」

ううむ。どうなんだろう。

僕がここで聞きたいのは「大丈夫かどうか」なんです。もちろん一概には言えないでしょうけど、自分がどうなるのかハッキリ一言で聞きたいんです。不安な患者としてはもうそれに尽きるんです。

なので聞いてみました。

「家内にこれから報告するんですが、『心配ない』と報告していいんでしょうか?」

と。

「悪い物ではないので、奥様には心配しないようにお伝え下さい。」

先生はビビっている僕をいたわるように言ってくれました。

 

 

 

 

 

 

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