「病気」カテゴリーアーカイブ

白板症のこと⑭

白板症の手術。

ネットで調べてみると、手術の内容が様々。

もちろん病気なので症状や状況も人それぞれでしょうから…。

それでも大まかに分けると、

舌かそれ以外かでかなり違うっぽい。

頬の内側とか歯茎の白板症は、日帰り手術の例もあるみたいですが、僕の患部は舌。舌はちょっと切ってハイ終わりとはいかないみたいです。

あんのじょう主治医の見立てでは、

「全身麻酔で手術時間は2〜3時間程度。術後は食事ができない為5日間くらい入院して万全を期します。」

何ィィィ

前日に入院したとしてもほぼ1週間入院!?

「そのあとはしばらく話すのはキツいと思います」

おおおおおお

マジですか…。

白板症はガン化する可能性があるので、大きめに切除するそうです。僕の白板症(直径5ミリほど)でも2センチ四方くらい切ることになるんだとか。

深さはそんなに切らないだろうとは言ってましたが…。

ドクターの見解では、このままずっと抱えていくより切ったほうがスッキリするんじゃないか、と。今の段階での手術なら話すことも食べることも影響はまず出ない、と。

そう言われてもねえ…。

それにウワサでは地味に辛いアレが待ってるそうじゃないですか。

そう、尿カテーテル!!

経験者は「入院でなにがイヤってそりゃあオシッコの管」と必ず語るヤツです。

まあそんなことは言ってられないんですが。

手術するかどうかはなかなか悩ましいところです。

 

 

白板症のこと⑬

2017年3月。

2回目の定期検診。

大学病院に来るのは3回目。ここであることに気付く。

この病院、女医さんが美人。

マジです。

 

検診の方は特に変化無し。

毎回いろんな医師に診てもらいます。それは思い込みや見落としを無くすためだそうです。

今回は口腔外科部長の先生の診察がありました。

シブめのナイスミドル、いかにもモテそうな部長。

部長「ハイ口あけて。舌出して…。あーこれね。うん。白板症だね。」

主治医「緊急性はなさそうなので様子見の状況です。」

部長「テーケン(定期検診と思われる)だね。うん。結構です。」

終了。

あっさりしてるので、「もっとちゃんと診てくれよ」と思いそうなもんですが、僕は逆に安心してました。

深刻じゃないってことでしょ?

なのでそれも聞いてみました。

「へんなコト聞きますけど、外科部長の先生があんなにあっさりしてるってことは、やはりそんなに心配いらないってことなんすかね?」

主治医「あ、実はそういうトコロあります。部長の感じで僕たちドクターも判断したりします。意見が一致してるとサクッと進みますし、相違があれば検査など必要な判断に向かいますんで。」

そういうもんなんですねぇ。

そして今回、主治医の先生から手術することも視野に入れてはどうですか、と言われました。

根治は切ってしまうのが一番確実だ、と。

手術。あんまりやりたくありません…。

 

白板症のこと⑫

定期検診を受けていて思った事。

毎回めっちゃ指でグリグリされる。触診ですね。これはしこりがあるかどうかを探っているわけです。

白板症で良く出てくる単語「しこり」。

乳ガンでもよく出て来ますねえ。

白板症がガン化しているかどうかの判断要因のひとつにしこりの有無があるそうです。

さあこの「しこり」。

どんぐらいなモンなんですか!?

普段から舌なんか普通は触ってない訳で、自分の舌の感触なんか実は知らないんですよ。そこで急に「しこりがあったら要注意」とか言われてもよくわかりません。

僕は正直自分の白板症を触っても分かりませんでした。

ザラザラは、してる。間違いなく。

2ミリくらい盛り上がってるのも分かる。

だけどこれが固いのか…。しこりなのか…。

ちょっとしこりがあるような気もするし、白板症じゃないとこに較べてもあんまり感触は変わらない気もするし…。

そこで先生に聞いてみました。「しこりっていうけど、どんなんですか??」

答えは「結構微妙。ケースによって違います。

ですよねー。

病院でドクターはしつこく触診します。医療用のゴム手袋をしてるのもあるんでしょうが、みなさん念入りに触ります。それはそれは念入りに。

それから察するに、ガン化のきざしはやはり素人がちょっと触って解るようなものではなさそうです。

進行した状態であからさまにコリコリしてればそりゃ解るでしょうが、「口内炎が治らない。大丈夫だろうか」くらいの白板症でもし良くない状態であっても初期の時点ではおそらく自分で触っても解りません。経験を積んだ医師が念入りに触診して異変を察知する、というレベルのお話だなと思いました。

なので、長引く口内炎を前にして、

「ネットで悪いのはしこりがあるって言うけど、オレのは触っても柔らかいから大丈夫」

なんて判断は非常に危険だと思います。

素人判断せず、とにかく医療機関で診てもらう事。

これに尽きると思います。

 

 

白板症のこと⑪

年末が過ぎ、お正月が過ぎ、2017年1月も半ばに差し掛かった頃に1回目の定期検診。

僕の白板症は接触する奥歯を削ったことでかなり楽になっていました。年末年始に暴飲暴食するも特に変わりはなく、もしかすると定期検診では、

「あらあら治ってきてますね〜やりましたね〜」

とか言われたりして。なんて思ってました。

そして指で患部をグリグリ。主治医の先生だけじゃなくいろんな先生がグリグリ。

しかし結果はまあ当然ですけど変化無し。悪くなってないのでいいんですが、自分としてはガックリでした。

初診時の画像がモニターに出てるんですが、たしかにさっき鏡で見たのと同じだな…。

奥歯削って相当ラクなんですけどね。そこで先生に聞いてみました。

僕「歯の接触を取り除くと患部が消失することがあるって聞いたんですが…。」

先生「はい。たしかにありえますが、消えるにしても数ヶ月単位でゆっくりと消えていく、ということになると思います。」

僕「そうなんですか。じゃあ原因の歯を当たんなくしたらみるみる治るっていうのは…。」

先生「なかなかそうもいきません。たとえ原因を取り除いても、いったん変化した組織はなかなか戻らないんです。なので根本的な治療はやはり白板部分の外科的切除になります。」

やっぱり手術、ですか。

近所の歯医者さんも消える事は基本ないっていってたな…。

先生「まあとりあえず現状心配いりません。これから1ヶ月半おきに検診を行いますね。次は3月にまたいらして下さい。」

というわけで定期検診1回目は終了。

ちゃんと病院に通ってるし、特に悪い訳じゃないし、でも消えはしない白板症。

気分的にはやはりひっかかります。

「なにかあったらいつでも連絡ください。どんな些細なことでも相談して下さいね。」

主治医のI先生だけが頼りです。

 

 

 

白板症のこと⑩

大学病院での診察の数日後。

近所の歯医者さんに奥歯を丸めて貰いに行きました。

紹介状を書いてくれた先生に大学病院で貰った指示書を渡し、簡単な虫歯の治療とともに患部に当たっている奥歯を削ってもらいました。

「健康な歯はなるべく削らないほうがいい」と言ってましたが、僕としては完全にフラットになるくらい削ってくれ!くらい思ってました。

指で押すと痛いくらいに尖っていた奥歯を削る事1分。

「とりあえず、もともとが100なら70くらいに削りました。この奥歯、微妙に内側に向いてるので、これでもかなり違うと思います。」

おお…!

ホントだ!!すごいラク!

アカンベーほどではない舌を軽く突き出す動き、とくに咀嚼のときにけっこう当たっていたようです(舌は食事の際、実に複雑な動きをしている)。奥歯を丸めるといきなりスッキリ!

その日の夕食時にも実感しました。痛くない!

僕の白板症はヒリヒリとごく軽い痛みがありましたが、それがかなり改善されました。僕が思っていたより歯は結構当たっていたようです。ずーっとヒリヒリしてるとなんというか「慣れ」るんですかねえ。

痛みが無くなって「今までずっとヒリヒリしてた」ことに気付きました。

削ってくれた先生は「とはいえこれで白板が消えることはありません」と言ってましたが、歯の接触によるストレスが激減したのは大きかったです。

 

白板症のこと⑨

大学病院で言われた事。

・現時点では悪性のものではない。

・今後どうなるかは分からない。ガン化するかもしれないし、ずっとそのままかもしれない。経過観察していく。

・タバコは禁止。

・患部にぶつかっている歯があるので、かかりつけの歯医者で丸めてもらう。

でした。

喫煙するかどうかを聞かれました。タバコは2年ほど前にやめていたのでそれを伝えると「2度と吸わないで下さい。」と真正面から言われました。お酒はどうなのか聞いてみると、「飲酒はともかくタバコは絶対ダメ」とのこと。

基本的に白板症の原因はよくわかっていないそうです。が、ウェブで白板症・舌ガン関連の記事を見ていると、飲酒もタバコも要因のひとつとされているのを良く見かけます。あとは歯や義歯の慢性的な接触などが挙げられています。

個人的な印象ですが、たくさんの症例を診察してきた大学病院の医師としてはタバコは特にダメっぽかったです。

「お酒?まあ飲み過ぎは白板症だけじゃなく基本健康によくないしね。控えるにこしたことはないですよね。そんなことよりタバコ。これはホントマジでダメ。」

というニュアンスでお話をされました。

初診時、タバコ(吸いませんが)以外の禁忌も特にありませんでした。もっと辛いものはダメとか強いお酒はダメとか夜更かし禁止とか言われると思ったんですけどね。もちろん僕の場合は、です。

歯の患部への接触に関しては、

「これで治るとは言い難いけど念のために一応やっときましょう」

的ニュアンスでした。

接触していた義歯を治療しなおすと白板が消失した、というお話もあるようですから、気休めよりは効果がありそうです。

結局、大学病院では診察のみ。特に治療されたわけでもなく、なにか検査をするでなく、薬を出されるでもなく、接触している歯を丸める指示書(歯医者さんに渡す)を貰って終了でした。

無罪放免とまではいきませんが、執行猶予といったトコロでしょうか。

経過観察していくのに主治医が決まり、とりあえず終了。長い付き合いになるんだろうなと思いながらお会計。

ちなみに支払った費用は、2000円でお釣りが来ました。

安っ。

 

 

白板症のこと⑧

受付を待つ間はまさに負のオーラ出まくりだったと思います。

変な汗かいてたし…。

意味も無く血圧測ったり(心拍数がヤバかった)。

とは言うものの紹介された大学病院はウェブでも評判が良く、病院内も明るくて少しほっとできましした。

なにせ大学病院で診察を受けるのは人生初。

受付をすませると、国内でも屈指の病院で診てもらえるという安心感が生まれて来ました。電車に乗っているときよりは明らかに落ち着いていました。

僕が行くのは「口腔外科」。大きい病院にも関わらず意外と速く順番が来ました。

 

歯医者さんにあるのと変わらない診察台(ユニットというそうです)がパーテーションに仕切られてざっと20はあるでしょうか。それにPCモニター、中型の書類ケースで1区切り。

フロアはたくさんの医師や助手(学生?)が忙しく歩き回っておりました。

通された診察台で待つこと数分。颯爽と現れたのは女性の医師と男性の医師、助手の学生(女子)でした。

口に透明なプラスチックでできたアタッチメントをくわえ、まずは写真撮影。

ガーゼごしに手で舌をひっぱられ、撮られる事10枚以上。

多くね?

撮影しながら僕の舌の病変について話しています。

が、専門用語が多くてよくわかりません。

「バイト深いな」とか、

「ナミってる」とか。

撮影の後は、舌だけじゃなく口の中全部診られました。とくに白い部分は指で(ゴム手袋越しですが)グリグリされまくりました。

そこに現れる3人目の医師。舌を引っ張られ、白いとこグリグリ。

またまた現れた4人目のドクターにもグリグリグリ

グリグリ祭り……。

やがてPCモニターに僕の患部がでっかく映し出されると、いよいよ女医さんにより説明が始まりました。

「まず初めに、これは口腔白板症で間違いありません。」

確定しました。

「そして状態として、悪い状態ではありません。いわゆるガンとして進行しているという物ではありません。」

おお…マジですか…。

「ただ、これがガンになるのか、それともこのまま白板症のままなのかはわかりません。従って患部を注意深く観察していく必要があります。」

「いわゆる経過観察を行っていきましょう。病状が変われば、またそこで判断する事になります。」

ううむ。どうなんだろう。

僕がここで聞きたいのは「大丈夫かどうか」なんです。もちろん一概には言えないでしょうけど、自分がどうなるのかハッキリ一言で聞きたいんです。不安な患者としてはもうそれに尽きるんです。

なので聞いてみました。

「家内にこれから報告するんですが、『心配ない』と報告していいんでしょうか?」

と。

「悪い物ではないので、奥様には心配しないようにお伝え下さい。」

先生はビビっている僕をいたわるように言ってくれました。

 

 

 

 

 

 

白板症のこと⑦

大学病院への紹介状を書いてもらってる間、待ち合いロビーで社長に連絡。

軽くパニック状態ですが、仕事があるのでとにかく電話しました。

その日は午後から職場の大掃除の予定でしたが、アルバイトのスタッフも来てくれてるので人は足りてるらしく、

「出勤はいいから病院に行ってこい!」

と社長の力強い言葉。ありがたかったです。

こういう緊急というか、有事のときにはやはりまっ先に仕事のことが頭をよぎるんですねえ。自分でも意外でした。

このあとも職場に治療関連でいろいろ相談する事になるんですが、理解のある社長でホントに良かったです。もしこれが相談しにくい雰囲気だったり、人間関係が微妙だったりすると大変だったろうなと思います。自分ではけっこうなショックを受けている状況での余計なストレスは深刻な問題です。

普段から自身の環境にはくれぐれも気を配る必要がありますねえ。

 

出来上がった紹介状を受け取り、支払いを済ませながらふと気になり、

「大学病院の診察料っていくらぐらいですか?ざっくりと。」

とやや間抜けな質問をぶつける僕。

「まあ1万円あれば初診でも足りますよ」

と真顔で答える頼もしい先生。

 

大学病院は電車で1本の場所にあり、30分ほどかかります。

フワフワした気分のまま電車に乗って、カミさんにどう連絡しようか考えました。

すこし迷いましたが、大学病院での診断を聞いて報告することにしました。

もし深刻な状況だったら、ビックリするだろうな。

可哀想だな。

自分よりカミさんが気にかかりました。

それからスマホでお世話になる病院の口コミをみたり、医療保険のサイトをみたり…。

とにかくビビってました。。

 

 

白板症のこと⑥

2016年暮れ、治らない口内炎をなんとかするべく近くの歯医者へ。

最初に相談した歯医者さんを信頼していないワケではありませんでしたが、違う医師の意見を聞きたかったのです。

仕事は昼過ぎからでした。午前中に診察を受ければ午後の出勤に間に合うので、朝イチで予約を入れました。

初診だったので問診票に記入。僕の主訴はもちろん「口内炎が治らない。

新しくキレイな院内での診察。緊張しましたねぇ。

ついに診察台に通され、いよいよ受診!!

そして先生は見るなり一言!!

「あまり良いものでは無いと思います。」

 

やっぱり??

 

先生「まずはじめに、これは通常の口内炎ではありません。もっと別のものの可能性が高いです。」

「そそそうですか。。ここ口内炎じゃないんですねえ。職場の近くの歯医者さんではカンジダの日和見感染だなんて言われたんですけどどど。」

先生「…カンジダの感染なら白い部分をガーゼで擦ると剥がれたりするんですが、あなたの場合ですとそれはみられません。」

「するとじゃあ白板症…」

先生「良くご存知ですね。最近はネットでお調べになる患者さんも増えました。そう、これは口腔白板症の疑いが濃厚です。」

「……」

先生「そこまでお調べになっているならご存知かと思いますが、白板症は良くないものになることがあります。紹介状を書きますんで大きな病院でしっかり診てもらう事をお勧めします。」

「わかりました。ええと、次の休みはいつだったかな…」

先生いや、できれば今日、すぐに。

こうして僕は都内にある大学病院へ行く事になりました。

救いなのは最後に先生が、

「あなたの状況は今すぐ命に関わる状態、ではありません。そこは安心して下さいね。」

と優しく言ってくれたことでした。

 

 

 

 

白板症のこと⑤

患部について。

僕の白板症は、大きさ5ミリほど、舌の左側面やや下にありました。

表面はザラザラしていて、境界線がはっきりしているタイプでした。気のせい、特に願望によるものでしょうかわかりませんが、日によって表面のザラザラが薄くなったり厚くなったりしていたように思います。

痛みという痛みはありませんが、歯や食べ物が当たって慢性的にヒリヒリしていました。

ケナログやアフタッチといった口内炎の薬は効きませんでしたが、不思議とリステリンでうがいをすると一時的にヒリヒリ感が消えるのです。そのときは快適ですんでよくうがいしてました。

鏡で観察すると、舌を突き出したときに下の第二大臼歯(奥から2番目の歯)に擦れているのが見えます。僕のこの当たっている奥歯は尖っていて、当たるときにヒリヒリしていました。

さらに僕には寝ているときに舌を噛み締める癖があります。これは主にストレスが原因らしく、舌の不調によるストレスが噛み締めを呼び、患部を噛んでしまうという悪循環。

口臭の変化は無かったように思います。