ふと思いついたんですが・・・
NHKの首都圏NEWS内のコーナー「私はだまされない」を見てると、いまだ詐欺の被害にあってしまう方が後を絶たないようですね。
これだけメディアでも取り上げられ、銀行や郵便局にも詐欺を警戒するポスターなんか貼ってあるのに・・・なぜ騙されるんだろう・・・
「自分だけは、と思っている人ほど危ない」とか、「実際に被害に遭うと混乱するもんだ」とか言いますが、どうも違う気がします。
いくらなんでもそう簡単に騙されないでしょう、と思うのです。
しかし毎日のように犯罪者に大金を振り込んでしまう人がいる・・・
僕が思うに、被害にあった人は騙されたんではなく「リスク回避をした」んじゃないかな?
「電車に小切手を忘れた」、「会社の金を使い込んだ」、とにかく未曾有なピンチの子や孫からの電話。しかも聞き慣れない声で風邪をひいたなどと状況説明もイマイチ要領を得ない。
絶対ウソっぽいなと思うはずです!しかし・・・
次の瞬間、当事者は究極の選択を迫られるんじゃないでしょうか。
今お金を工面してあげないとこの子は破滅する。
自分が詐欺だと疑い、お金を振り込まなかったとして・・・
もし、もし本当だったら??
自分の間違った判断でかわいいこの子が破滅したら?
あんなに助けを求めてきてたのに・・・
・・・恐ろしい二択ですね。愛情が深い故にありえない可能性を捨て去れない。
まさに絡め手ですよ。そこで結局、
「詐欺ならそれで良い。万が一あの子が破滅するようなことがあるより現金を失うほうがいい」
ということになるんじゃないでしょうか。うっすら詐欺だと気付きながら振り込んでいるんじゃないでしょうか?
なりすまし詐欺というのは騙されるんじゃなく、愛するものを自ら殺すかもしれないという残酷きわまりない判断を迫られる犯罪なんではないかと思うのです。
それなら大勢の人がお金を失っている状況も理解できます。だってほとんどの人が自分のお金より子や孫の人生を優先させるでしょうから。
もはや詐欺の電話がかかってきた時点でかなり不利なのです。かれらはただ騙そうとするんじゃなく、人質を取って脅しているんです。
なので、「騙されないように注意しましょう」と訴えるのはほとんど効果はありません!これは、
「お孫さんは死にゃあしませんからほっときなさい。多分ね。分かんないけど」と言ってるも同然です!。
そんなこと出来ませんよね。万が一の可能性を捨てきれず屈してしまうんです。
なので詐欺犯が電話をしにくくするしかありません。行為そのものをやめさせる、それが無理なら「割にあわない」ぐらい思わせたい!
その方法は簡単!
メディアで「なりすまし詐欺には騙された(信じた)ふりをしましょう!」と訴えてくれれば良い!
「騙されたふりをして捜査員を派遣し、逆にダマしてやりましょう!」と!
イキナリやりにくくなると思うんだけどなあ。
おとり捜査はダメだった気がしなくもないですが、大丈夫じゃないかな?
一般市民にむけて発信するんじゃなくて、詐欺犯にむけて発信したほうが効き目あるような気がするんです。
もちろんただの思いつきですけどね。
詐欺被害、減るといいなあ。