以前、鎌倉に行った時にふと立ち寄ったお香屋さん。
鎌倉駅前の商店街、小町通りの奥にあります。
本格的な香木はもちろん、各種お線香や香木香、香道具まで取り扱うお店です。
落ち着いた店内ではお香教室も開かれているそうです。
鎌倉に行ったら必ず訪れたいトコロです!
僕は以前から日本のお香に興味がありました。そのきっかけは東大寺正倉院に納められている「蘭奢待」という香木。
およそ1000年前に日本に渡って来たこの香木、その香りの良さに時の権力者たちが切り取っては楽しんだとか。
あの織田信長や金閣寺を建てた足利義満、さらには明治天皇などが切り取ったとされてます。
歴史好きな僕にはヤバいお話です。
歴史上の人物が好んだ香り、気になりますよね〜。
そこからお香に興味を持ち、かの「蘭奢待」とは言わないまでもホンモノの香木の香りが知りたくてネットで調べると…。
超高い。
数グラム、ちっちゃな袋にちょこっとで数千円。
香木といえば「沈香」ですが、さらにそのなかでも貴重な「伽羅」(きゃら)ともなれば数万円したりします。
麻薬か!
さらに香木はただそれだけでは香りは楽しめません。ちゃんと香炉で焚かなければだめなんです。
香炉灰を入れた香炉のなかで炭団の上に雲母の板を置き、その上で香木を温めるんですね。燃やすんじゃないんです。
その他、香箸なんかの道具も揃えると…。
ちょっと手が出ない!!
そこでお手軽にお香が楽しめる、いわゆる「燃やすタイプ」のお香を選ぶ事になります。お線香がその代表ですね。
形はいろいろあって、普通のスティック型から蚊取り線香みたいな渦巻き型もあるし、コーン型もあります。
これならお香立てで気軽に楽しめます。お値段もぐっと優しくなるしね!
僕はスティックタイプを折って焚いてます。決してケチっている訳ではなく(ウソ)、ほんのり香りを漂わせるにはちょうどいい燃焼時間なんです。
家が広かったら一本焚くんだけどな〜。
ウイスキーを飲みながら、幽玄な香りの煙が立ち上るのをぼんやり見つめるのがイイんです。
なぜか雨の日は香りが変わるので、それもまた良い。
同じお香でも、コーンタイプや渦巻き型では香りが違うというウワサもあります。今度確かめてみようかな。
なかなか奥が深いですね〜。
鎌倉の鬼頭天薫堂ではオンラインショップもありますんで、自宅にいながら購入も出来るんですが、僕はお店に行きます。
なんでも簡単に手に入るのはなんか違うんですよね。お香は鎌倉に行って、あの空気を味わって家に持って帰りたいんです。
買い求める過程も含めての楽しみです。