ある程度楽器ができるようになると、決まってこの会話になります。
「今度ジャムろ〜よ!」
もちろん機関銃の弾詰まりではありません。この場合の「ジャムる」は、
スタジオでの自由な演奏ですね。
今回はスタジオでのジャムセッションで、メンバーさんに自分はデキる人だと思わせる方法をご紹介します。
スタジオでのセッションの定番はやはりブルースです。基本的なコード3つ(スリーコードというやつですね)で曲が成立しますから、いつでも気軽に演奏できます。そしてシンプルな分奥が深いので、セッション相手のセンスやテクニックを推し量るのにも最適です。
→まずは様子を見よ!
さて、実際にセッションをするにあたってよくいるのが「とにかく弾きたがる人」。
とくにギタリストには多い!
いざギターソロとなればまっ先に弾きたおし、えんえん弾き続ける!空気読む気無し!
こういうタイプは他のメンバーなんか気にしちゃいません。とにかく自分が気持ちよければそれでいい!
いけませんね〜。バンドのメンバーは自動演奏マシンじゃありません。自分だけのワガママに付き合わせるのはマナー違反です。
ここはギターソロでもまずは譲り合いましょう!あわてずに周りを見渡し、バンドの空気が「あなたのソロの番ですよ」になるまで様子を見る!
そして満を持してメロウなベンディングを決めてやりましょう。確実に「デキる」と思われます!
→唄を邪魔するなかれ!
ブルースには名曲がそれこそたくさんありますが、大抵はヴォーカルパートが存在します。唄ですね。
良いセッションである条件のひとつに、メリハリのある演奏であることが挙げられます。
シンガーが歌っているときは唄を聞かせ、いざソロになればそれぞれが唸りをあげる。そしてまた唄が叫ばれ、呼応するように他の楽器がむせび泣く…。
こういったメリハリがあれば、そのセッションは俄然すばらしいモノになります。そのためには唄を大事にしましょう。
ヴォーカルはとても繊細です。ギターやオルガンは電気的に音量や音色を変えられるので、気をつけなければいとも簡単にシンガーの声を台無しにしてしまいます。
常にシンガーに気を配り、唄を引き立たせるようなプレイをするあなたは「デキる」に決まってるんですよ!
→終わりを意識せよ!
ジャムセッションにはこういう格言があるんです。
始めるのは簡単、終わらせるのは困難。
…戦争か!
しかし本当なんです。曲を始めるにはだれかが4つカウントを入れれば始められますが、大抵は終わりをどうするか決めないまま始めてしまいます。
結局最後を誰もどうすることも出来ずにお見合いをし、中途半端にシリキレトンボ…。
いかにもヘタッピな、カッコ悪い演奏!
そこで必要なのが「曲の盛り上がりを見極めること」。
テーマを演奏し、ヴォーカルが2コーラスほど歌ったらソロをまわす。程よく回ればまたヴォーカルを2コーラス。
そして後半、泣きのハーモニカが来たのならばそのまま終わらせずに怒涛のオルガン、そして極めつけのギターソロワンモアタイムでフィニッシュ!
といった具合に、曲がどうなっていくかをイメージしながら演奏出来ればもうそれはお金の取れるセッションです。
バンドの中で曲そのものに気を配るあなたはもはやバンドマスター、「デキる」者が担うポジションです!
まあ実はどんなセッションでも楽しいんですが、どうせなら圧倒的なジャムで友人や家族をビックリさせよう!
そして周りの人々全員に「デキる」と言わせてやろうではありませんか!!



