お金をかけずにゴルフ

休日は趣味で過ごしたい!

僕の趣味はゲーム。そして近現代史(軽めの歴史オタ)。

そしてゴルフです。

みんなお金があまりかからない趣味です。

 

ゲームはモンハンなんか1年以上やってるし、ヤフオク!で¥170のスカイリムは3ヶ月やってるけどまだまだ終わりそうにありません。

一度ソフトを購入すれば長く遊べるゲームはコストパフォーマンスの良い趣味ですよね。

歴史はネットがあれば十分です。読みたい本があれば図書館で借りられます。練馬区の図書館なんで無料。

これもお金かかりませんね。

 

そしてゴルフ。

お金がかかる趣味の代表のようなゴルフですが、僕はそんなにお金使いません。

実はちょっとの工夫で安く上げる事ができるッ!

そもそもゴルフに必要なお金って、実際にコースでラウンドする費用とクラブや靴など用具一式、そして練習代です。

これらをすべてまともに支払えば、もちろん安くない金額になります。が、ゴルフって不思議なもんで、以外とお金掛けなくてもいけるんですよ。

 

まずゴルフクラブ。これは高確率で貰えます。

「ゴルフを始めたい!」と宣言すればなぜか誰かから回って来ます。ゴルフ未経験なら経験者に相談するでしょうが、その人にいきなり貰えることだってザラです。

ゴルフクラブって、上達するに従ってクラブを替えて行く必要があります。初心者のときはやさしいクラブ、上級者はボールをコントロールできるが難しいクラブ、といった具合です。

なのである程度キャリアのある人なら、始めたてのときに使ってたいらないクラブがあるんです。使わないうえにかさばるので、簡単に譲ってくれます。その人だってそもそも貰い物だったりしますしね。

ゴルフクラブは貰いましょう。

ウェアはユニクロで十分。ちゃんとゴルフウェアがラインナップされてます。安くて着心地もバッチリ。競技ゴルフをやるような本格派のゴルファーも着てる人多いです。

ゴルフシューズは用品店で型落ちのモデルを選びましょう。半額以下で買える事もあります。アウトレットモールのゴルフショップもセールなどでかなり安くゲットできます。埼玉県は入間のアウトレットにはテーラーメイドのショップが入ってますが、セール時は70%オフとかやってます。

ゴルフボールは新品を1スリーブ(3個入り)買うと¥1500ほどしますが、ゴルフ用品店では中古ボールが売ってます。10個で¥1500とかです。これで十分。新品買ってもどーせ無くなるんですから…。

グローブはノーブランドなら数百円!

ティーは忘れたふりをして同伴者に貰いましょう(笑)。

 

道具がそろえば練習、いわゆる打ちっぱなしに行くんですが、これもいろいろ割引があります。

僕が行ってる練習場は、平日の午前中と夜は打席料(¥400)が無料。一番安いフロアだと1球9円です。僕はいつも1時間ほどのんびり練習して大体7〜80球打ちます。なので一回の練習代は¥650ほど。

友人を紹介すれば¥1000分のポイントがもらえたり、時間帯によっては¥2000で打ち放題などいろんなイベントもやってます。

 

さていよいよラウンドですが、大手のアコーディアグループのゴルフ場なら数も多く、プランによっては¥5000ほどでラウンドできるコースもあります。

もちろん数万円の名門コースも存在しますが、全体的に一昔前に較べればずいぶんプレイフィーは安くなってるそうです。

コースまでの交通費はワリカンで。

 

どーです?なかなかの節約ゴルファーでしょ?僕の友達もみんな節約ゴルファーです。

そもそもゴルフでお金がかかる人って、次々にクラブを買い替える人毎日コースに出る人なんです。

何事もやりすぎればそりゃあ散財するわけで、それはなにもゴルフに限った事ではありません。

ただゴルフはその魔力から道具をとっかえひっかえやりつつコースに行きまくる人が割と多いので、お金がかかるイメージがあるんじゃないかな?

他の趣味に較べて特にお金がかかるということは無いと思います。

 

ただ節約ゴルフには弱点がありまして…。

 

なかなか上達しない!

ぐわああ。

 

でもいいんです。ヘタっぴでも楽しいのがゴルフ!!

あ、CATVの”ゴルフネットワーク”で試合観戦ももちろん最高です。

 

ニトリのトースター最高

お値段以上、ニトリ。

ニトリでトースターを買いました。以前使っていたトースターは、3年前に今のアパートに引っ越して来た時に捨ててしまっていたのです。

つまり3年もの間、トースターのない生活をしていたワケです。

が、パンを焼いて食べなかったかというとそうでもない。フライパンでもトーストは焼けるのです。アルミホイルを敷いてね。

しかしこれは表面のテフロンからもうもうと煙が出るので、フライパンの寿命が短くなる事請け合いです。

やった事はないけどおそらくガステーブルのグリルでも焼けるでしょう。

 

とにかく騙し騙し3年もトースターを使わずにパンを焼いていると、完全に人生に必要ないと思えるのでした。なんかの整理法でも「1年使わないモノは一生使わない」って言ってたし。

それにしてもたかがトースター、べらぼうに高い訳でもない。

それがなぜダラダラと買わずにいたかというと、それが価格です。

は!?価格?

 

僕が上京してきた20数年前、近くの西友で買ったトースターは¥900ぐらいでした。

初めて一人暮らしをする僕は生活必需品の値段なんて知る由もなかったんですが、一番驚いたのがトースター。

千円札でお釣りくんの!?一応家電でしょこれ?ドライヤーなんて¥3000くらいしたのに!

パンはおろかモチやグラタンまで焼けてしまう優れもの。そのあまりの安さに感動したのです。

そしてそのトースターは20年に渡り僕の家でパンを焼き続けました。

スチールの筐体に電気ヒーターというシンプルな構造ゆえに壊れることもなく、最後は「長年のキッチンの油煙で汚い」という不名誉な理由で捨てられたトースター。

新しいアパートに引っ越したときに、当然購入を検討しましたとも。近所の西友でね。

店内で物色するもそのお値段¥2500ほど。

高ェ。

 

20年の間になぜかトースターは3倍の価格になっていました。機能もなにも同じようなヤツが、です。

扇風機だって洗濯機だってお値段は3倍にはなってません。なぜあんな簡単な構造のモノが¥2500…。

トースターは¥1000以下というイメージの僕はどうしても買う気になれず、そのままずるずると決断を後回し。

 

そしてアルミホイルとフライパンで食パンを焼くうちに、トースターはいつしか「必要の無いモノ」になっていきました。

そんなある日。

「フライパンで焼くパンもいいんだけど、やっぱトースターが欲しいです!」

とカミさん。

 

ぐげえ。

 

そう、トースターは不要だと思っていたのは僕だけで、ヨメさんはずっと欲しかったのです。

それに気付いた瞬間、冷や汗!!

自分ではコレで全然良いと思っている事も、それはただ周りがガマンしているだけ

という世にも恐ろしいことが起きていたのです!

いやあ反省しました。これでもヨメさんを大事にしてるつもりなんですが…。

これはいかん!いち早く手に入れねば!高いとかいってらんない!

 

そんな中、たまたま行ったニトリに普通にありました。

コレ!

即購入!!

 

上下のヒーターで両面こんがりと焼いた食パンはそれはそれはサクフワで、バターをたっぷり塗ってやるだけで極上の味わいでした。

それに較べるとフライパンで焼いたトーストはただただカサカサで、香ばしくもなんともないモノだった事に気付いたのです。

早く買えばよかった。

 

バカすぎる僕はこのあと「干物なんかも焼けるよね〜コレ」などと軽はずみな事を言い、妻に冷静に却下されるのでした。

だって前のトースターじゃ焼いてたんだもの。干物。

 

ああそれもイヤだったのね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして老松

お香シリーズとなっております。

僕は鬼頭天薫堂の「こころみ香・沈香」に出会ってお香に目覚めました。

初めて鬼頭天薫堂を訪れた時に何気なく買い求めた沈香があまりに良かったので、当然ほかのお香にも興味が湧きますよね。

僕のお香の使い方は、ただ普通にリラックスしたいときに焚くだけです。お線香のように仏壇に上げたりはしないので、気になるラインナップは「香木香」。

香りを楽しむお香です。と、まあお線香でもスティックタイプのお香でも好きなように楽しめば良いんですが…。

ところで香木香の説明では「白檀や沈香といった香木を調合した」とあります。悲しいかな実際の沈香の香木を聞いたことがない(お香は嗅ぐ、ではなく聞く、です)のでなんとも言えませんが、あの良い香りから察するにちゃんと調合されてるんじゃないかな?

お値段もそれなりですしね…。

 

2度目にお店を訪れた時、入り口で良い香りが漂っていました。そこではうぐいす色をしたコーンタイプのお香が焚かれており、そのなんとも上品な香りはよく晴れた鎌倉の風景にピッタリでした。

お店の人に訪ねると、その可愛らしいうぐいす色のお香はやはり香木香でして、「老松」という名前だと教えてくれました。

「老松」…。なんとも風雅な名前じゃん…。

鬼頭天薫堂の香木香は名前も洒落ていて、地名の「由比ケ浜」や「雪の下」のほかに「松園」、「老松」、そして「薫琳」があります。

武士の魂が息づく鎌倉らしいネーミング。

カッケー!

京都のお香はなんだか雅やかで、華やかな名前で華やかな香りなんですが、同じ古都でも武士の都である鎌倉のお香はなんだか気品や実直さを感じるんです。

香水で言うならばメンズですかね。

鎌倉武士は自分の兜に伽羅を焚きこんでいたそうです。

カッケー!(2回目)

 

僕は鎌倉から江ノ島にかけての雰囲気が大好きです。

大仏さまも良いし、長谷寺も素晴らしい!由比ケ浜で鎌倉ビールも最高!

「珊瑚礁」のカレーもウマい!(お姉さん達も素敵)

これでサーフィンできたら住みたいです。たぶん一生やらないけど。

古い町並みがなんともたまらない。のどかでありながら、ちゃんと主張があるんですよね。

 

公家が政治の中心となっていた平安時代から、武士の世になって行く時代。

それは新しい風が颯爽と吹き抜けて行くような時代だったんでしょう。

源頼朝ゆかりの鶴岡八幡宮が見下ろす鎌倉には、華やかさとはまた少し違った坂東武士の潔さが感じられるのです。

 

 

 

 

自宅でお香

鎌倉で出会ったお香屋さん。

鬼頭天薫堂には実にさまざまなお香がラインナップされてます。

白檀や沈香、伽羅の香木。

いわゆるお仏壇やお墓参りの時のお線香。

インセンスとして使う香木香。

置いておくだけで香る香り袋なんてのもあります。

 

形も種類もいろいろです。どれにして良いか迷うほどなので、少しだけ入って優しい価格の「こころみ香」というのが売ってます。

僕はその「こころみ香」の「沈香」にやられました。

10本入りで¥800くらいだったと思います。これはスティックタイプの香木香。お線香なんですが沈香を使った香りを楽しむタイプのお香です。

色は濃い紫色、長さは6〜7センチくらいでしょうか。

これがなんともイイいんですよ!その香りのなかにいると、軽く目眩いを感じてしまうほどのトリップ感に見舞われます。

ファンタジーというか、非現実な空間になるんです。ヤバいです。

キッチンテーブルのすぐ隣に父の遺影があってそこで焚くんですが、椅子に座って香りに集中すれば瞑想状態に突入できます。

 

香りは記憶と密接な関係にあるそうですね。そのときの情景はそのときの香りとともに脳に刻まれるとか。

土の香りは夏休みの田舎の匂い、ストーブの燃える匂いはお正月。

しかしお香の複雑な香りは経験した事のない記憶を追体験させてくれます。だからこそ非日常、非現実が味わえるんじゃないかな?

もしかしたら、遠い遠い記憶にある香りなのかもしれませんが…。

 

香りが記憶やイメージと結びついているなら、同じお香を焚いても人それぞれな印象があるはずでして、香りは同じでもそれぞれ違った世界が生まれるわけです。

誰とも共有しえない、自分だけの世界!

これってすごーく贅沢な事なんじゃないかと思います。

 

お香が香っている時間も絶妙でして、香水なんかの強烈な香りとは違って焚きしめたお香の香りはすぐに薄れて行きます。ほのかな残り香はあってもやがて消えていきます。

儚い!尊い!

とくに渦巻き型のお香は折って使う事で燃焼時間、つまり香りで空間を演出する時間を調節することができます。なのでお茶会に使われる事が多いそうですが、限られた空間で限られた時間のおもてなしにはピッタリですね。

 

茶道ほどではなくても、日常生活のなかで上手にお香を使いこなせれば素敵だと思います。

気軽に友達を呼んで飲み会するにも、いいお酒といい肴、そしていい香りでもって出迎えるなんてシャレてるじゃありませんか!

 

まだ誰も出迎えたことないけどね!

 

お香立ても色々あって楽しいです。僕は桜の柄のお香立てを使ってましたが、どうしても汚れてしまうので新調しました。

そんなに高価じゃなくてもカワいいのがたくさんあるんで、それを選んだりしてるのもムフフです。ムフフ。

 

<2018年7月12日追記>

上記で紹介した「こころみ香」ですが、残念な事にラインナップからは消えてしまいました。

お店に訪ねてみた所、製造が終わったので…。とのことでした。

在庫があるうちは販売するそうです。ただ店頭には並んでいないので、直接聞いてみる必要があります!

僕としては初めて感動したお香だったので残念ですが…。

 

ちなみにこの間、香木香シリーズの「雪ノ下」を買ってみました。

シンプルながら奥の深い香りです。例えるならば古い歴史のある建物、しかし人が暮らしている由緒正しい館

説明難しいな…。

 

 

 

 

お香のこと

以前、鎌倉に行った時にふと立ち寄ったお香屋さん。

香司 鬼頭天薫堂

鎌倉駅前の商店街、小町通りの奥にあります。

本格的な香木はもちろん、各種お線香や香木香、香道具まで取り扱うお店です。

落ち着いた店内ではお香教室も開かれているそうです。

鎌倉に行ったら必ず訪れたいトコロです!

 

僕は以前から日本のお香に興味がありました。そのきっかけは東大寺正倉院に納められている「蘭奢待」という香木。

およそ1000年前に日本に渡って来たこの香木、その香りの良さに時の権力者たちが切り取っては楽しんだとか。

あの織田信長や金閣寺を建てた足利義満、さらには明治天皇などが切り取ったとされてます。

歴史好きな僕にはヤバいお話です。

歴史上の人物が好んだ香り、気になりますよね〜。

 

そこからお香に興味を持ち、かの「蘭奢待」とは言わないまでもホンモノの香木の香りが知りたくてネットで調べると…。

超高い。

数グラム、ちっちゃな袋にちょこっとで数千円。

香木といえば「沈香」ですが、さらにそのなかでも貴重な「伽羅」(きゃら)ともなれば数万円したりします。

麻薬か!

さらに香木はただそれだけでは香りは楽しめません。ちゃんと香炉で焚かなければだめなんです。

香炉灰を入れた香炉のなかで炭団の上に雲母の板を置き、その上で香木を温めるんですね。燃やすんじゃないんです。

その他、香箸なんかの道具も揃えると…。

ちょっと手が出ない!!

 

そこでお手軽にお香が楽しめる、いわゆる「燃やすタイプ」のお香を選ぶ事になります。お線香がその代表ですね。

形はいろいろあって、普通のスティック型から蚊取り線香みたいな渦巻き型もあるし、コーン型もあります。

これならお香立てで気軽に楽しめます。お値段もぐっと優しくなるしね!

 

僕はスティックタイプを折って焚いてます。決してケチっている訳ではなく(ウソ)、ほんのり香りを漂わせるにはちょうどいい燃焼時間なんです。

家が広かったら一本焚くんだけどな〜。

ウイスキーを飲みながら、幽玄な香りの煙が立ち上るのをぼんやり見つめるのがイイんです。

なぜか雨の日は香りが変わるので、それもまた良い。

 

同じお香でも、コーンタイプや渦巻き型では香りが違うというウワサもあります。今度確かめてみようかな。

なかなか奥が深いですね〜。

 

鎌倉の鬼頭天薫堂ではオンラインショップもありますんで、自宅にいながら購入も出来るんですが、僕はお店に行きます。

なんでも簡単に手に入るのはなんか違うんですよね。お香は鎌倉に行って、あの空気を味わって家に持って帰りたいんです。

買い求める過程も含めての楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

緊急時の行動

今日は熊本地震から2年でしたね。

僕のふるさとは九州、熊本です。

幸いな事に、熊本に住む一人暮らしの母は無事でした。家もなんとかドアの立て付けが悪くなった程度で住みましたから、運が良かったと思います。

当時、本震の後に母と朝まで連絡が取れなくなりました。電話のアンテナが山崩れで損壊したのが原因です。

心配でたまりませんでした。

東日本大震災を東京で経験した僕ですが、その後まさか田舎の母が避難所で寝泊まりをすることになるなんて思ってもいませんでした。

普段からの備えの大事さを痛感しましたね。

 

先日、こんなことがありました。

クルマで走行中、交通事故の現場に遭遇したのです。

 

我々のクルマには男性4名。持ち主で運転手のOさん、助手席に僕。後部座席にはBさんとKさん。

赤信号で交差点に差し掛かった時、運転手のOさんが道路の真ん中で横たわっている女性に気付いたのです。

「事故だ!どうしよう、クルマ降りるべきかな?行こう!」

クルマを寄せて、我々は被害者のもとへ駆けつけました。

被害者は自転車の女性。事故の直後らしく、パトカーも救急車もいません。加害者と見られる女性が倒れた女性にしきりに声をかけています。

すでに男性がひとり、発煙筒を焚いていました。その男性に聞くと、たった今救急車を呼んだところだそうでした。

片側2車線の大きな幹線道路で、夜の12時ごろとはいえ交通量もけっこう多い。僕らのクルマの運転手のOさんは自分のクルマの発煙筒を持って走っていき、僕とBさんは被害女性の自転車を起こして歩道まで運びました。

そして被害女性を安全な場所に運ぼうとしましたが、頭から出血していたのであまり動かさない方が良いかもしれないという事になり、救急車を待つ事に。

声はかけますが完全に気を失っているらしく反応はありません。

Oさんは動転している加害女性に声をかけ、落ち着かせようとしていました。

 

やがて救急車とパトカーが到着し、消防の方に事情を説明する事が出来ました。あとはお任せするだけなので、僕らもほっとしてクルマに戻ろうと歩き出したその時。

気付いたのです。クルマにKさんが乗っていることに。

そう、彼は降りてこなかったのです。僕とOさん、Bさんの3人が事故の処理を手伝っているのを、彼はクルマのなかから見つめるのみだったのです。

僕はゾッとしました。あのKさんのこちらを見ている姿に。

クルマに乗り込みながら聞きました。「Kさん、なんで降りてこなかったの?」

彼は答えました。

いや、みんなでぞろぞろ行っても無駄でしょ?

とくに悪びれる様子もありませんでした。

 

ヒーローぶる訳ではありませんが、全く理解できない。

 

確かに僕らは医者でもなければ救急救命の心得があるわけでもないです。

しかし何かしら出来る事はないかと駆け寄るのが人情ではないかと思うのです。

結果的に手を出すこともなく、ただオロオロするだけだったとしても。

血を流して倒れている人がいたら、駆け寄るべきだと思うんです。

 

もちろんただの野次馬では困るでしょうし、救助の邪魔になってはいけません。それは理解できます。

今回の我々も、本当に必要だったかと言われればそんなこと僕には解りません。

が、もし僕が被害者だったら、大勢の人が駆けつけてくれるのはありがたいです。

もし加害者だったとしても、心強いのは同じです。

決して遠巻きに見ているだけで良いとは思わないでしょう。

 

その後、もうKさんと事故の話はする気になれず、なにも話していません。

どちらが正しいかなんて決める気もありません。

 

緊急時の行動は、どんなに用意していてもある程度パニックになると思います。

そんなときどうするのか。

僕は僕の良心に従って行動する。

それ以外には考えつきません。

 

 

 

 

 

 

プロとアマの違い

先日、とある若手のバンドマンにこう聞かれました。

「プロとアマチュアの違いってなんですか?」

この場合、技術的なお話です。発想とか芸術性とか心構えとか意識とかはとりあえず置いといてのお話。

なかなか自分たちのバンドが上手くならないのに悩んでの質問でした。

 

そもそもプロって言われても、ミューシャンはボクサーみたいにライセンスがある訳じゃないので、プロの定義は曖昧です。

レコードデビューしてるとか、スタジオミュージシャンで食べてるとか、講師の仕事してるとか、プロミュージシャンの定義はいろいろだったりします。

なので、一口に「プロ」と言うのはなかなかムズかしいんですが、とりあえずここでは演奏技術のある・ないを「プロ」と「アマチュア」で表現させて頂きます。

プロとアマ、その違いはズバリ!

 

演奏した回数です。これのみ。

 

練習で何回合わせたか、です。アマチュアの人たちが想像しているより数十倍プロは練習しています。

ちなみに僕はデビューしたとき、1曲を毎日5〜6時間、みっちり2ヶ月ほど練習させられました。

毎日です!

ざっと計算しても何千回の世界です。

 

良い演奏に必要なモノ、例えば才能や体格といった素質もなくはないでしょう。しかし圧倒的に必要なのは演奏した回数です。

これは個人での練習ではありません。メンバー全員で「合奏」した回数です。

もちろん練習方法や気をつけるべきコツなど細かい事はあります。が、ひたすら繰り返すことによってもたらされるタイム感の統一、フィーリングの一致。そして自分のリズムの特性の把握。

これらが上手なバンド演奏に不可欠な要素なのです。そしてこの要素はとても応用が利きます。なんせ反復しまくる事によってまさに身体にしみ込ませて行くものですから!

 

音楽の演奏はとてもフィジカルなもの。それはクラシックでもロックでも同じです。理論や理屈よりもカラダで覚えたことがモノを言います。

頭で考えるよりまずはカラダが動くようにして、そこから感情や表現を練り込んで行くんですね。

反復こそ音楽の基礎体力とでもいいましょうか。

アマチュアの方はそれがないままにすぐ「イキオイ」とか「フィーリング」とかおっしゃいます。

 

「うまくなりたけりゃまず繰り返せ!」です!

 

 

 

 

 

ステロイドのこと

アトピーで必ず出てくる「ステロイドは危ない」というお話。

僕は危ないとは思ってません。

危険だと考える人は、30年ぐらい前に週刊誌で話題になったステロイドバッシングを真に受けた人が多いです。

週刊誌の知識を、です。これがまたビックリする事に、

信じてる医者もいる

ので恐ろしい……。もちろん一部には、ですが……。

 

そもそも、薬ってのは「正しい用量・用法を守って使う」ものです。コレは医師が指導します。

正しく使わない薬は効果が激減します。

「薬が効かない」って思う人の8割は正しく薬を使ってない人だと思います。みんな自己判断で適当に使うんですよ。

あ、ドラッグストアで買える薬じゃないですよ。病院でもらう薬です。

ドラッグストアの薬は不特定多数が入手できるため、効き目はとてもマイルドです。市販のカゼ薬なんて一箱まるごと服用しても死にゃあしません。お腹は壊すだろうけど。

 

「ステロイド依存」とか「リバウンド」も、僕にはピンと来ません。

まずステロイドにタバコやアルコールのような依存性はありません。

おそらくステロイドで症状をコントロールし続けることが「依存」と表現されるんでしょうが、それなら、

脳梗塞でワーファリン飲んでる人も抗血液凝固剤依存だし、

糖尿病で血糖値を下げる必要がある人はインスリン依存。

言うならばなにか取り込まないとダメなのが依存なら、

人はもうみんな栄養依存じゃん。

 

日常生活に必要なものがあるなら、それを使用する。

ごく単純なお話だと僕は思ってます。

 

ステロイドのリバウンドってのも良く分かりません。リバウンドって、ステロイド使うのやめたら悪くなった!ってやつですよね。

……。

薬やめたら悪くなるの当然じゃね?

ダイエットのリバウンドだってただ食べ過ぎで体重増えるわけで、ダイエットそのものが原因じゃありませんよね。

 

そもそもアトピーは免疫力の暴走ですから、加齢で免疫力が衰えると自然に治まることがあります。

「ステロイドやめて地獄を見たけど、10年たったらキレイに治った」

なんて人は歳をとって自然に免疫力が低下してアトピーが落ち着いた、という可能性があります。

僕ならその地獄の10年は絶対イヤなので、薬でコントロールします。

 

「どんどんステロイドが効かなくなって、強い薬になっていった」ってのもよく聞きます。

薬は正しく使わなければ「全く効果がない」ことだってあります。むやみにビビって正しい量の薬を使わなかったりすると、

ただ単に悪化のスピードに治療が追いついてない

という状況になる恐れがあります。

「間違った情報や思い込みから医師に指導された量より少ない量を塗る患者」というのは実に多いんだそうです。

そりゃ治んないってば。

 

完治しない病気はそれこそ山ほどあって、それと付き合いながら生活してる人は大勢います。

みんな治って欲しいと思ってます。全員。でもそうもいかないのでなんとかしてコントロールして暮らしてます。

僕もそうしてます。

 

 

 

 

 

 

 

 

お薬手帳

僕はアトピー、アレルギー治療はいわゆる「標準治療」です。

ステロイドで炎症をきっちり抑えて、保湿する。入浴時は熱いお湯は使わない。洗うときも擦らない。汗をかいたらよく拭く。

と、指導されてます。

そのお薬たちです。

 

フェキソフェナジン

抗アレルギー剤。飲み薬。

アレグラでおなじみの抗ヒスタミン剤。ドラッグストアでも買えるようになりましたね。

効かないという人もよくいますが、僕にはよく効きます。花粉症もラクになって幸せです。

眠くなりにくい、第2世代抗ヒスタミン剤ですが、晩酌すると僕は眠くなります。

 

ビトラ軟膏

首に使うように言われてますが、首にはあまり使いません。効き目は良いです。肘関節が荒れたら塗ってます。

少しですが、独特なニオイがあります。

 

プロトピック

非ステロイドの塗り薬。顔に使います。

ヒリヒリする時がたまにありますが、これも効きます。炎症の赤みがおさまるので好きです。

注意書きに「日光に当たらないように」と書いてあるので最初はビビります。

たしかに毎日ガッツリ塗ってひたすら真夏の浜辺で焼くみたいなのは問題だそうですが、日常生活する分には問題ないそうです。

悪くなったら治まるまで使って、その後は保湿剤です。

 

ヒルドイドローション

保湿剤です。巷では「3万円の高級美容液より良い」とされるヤツです。

最近、美容目的での処方が問題となり、保険適用外になるなどとウワサがありました。

それヒジョーに困ります。

効能には「キズを速く治す」と書いてあります。スゴい。血行を良くする効能があるからでしょうか。

炎症が治まったらこの保湿剤でオッケーです。なめらかでベタつかず、無香料で完璧な逸品。

欲しがる人がいるのも解ります。

 

メサデルム&ヒルドイド

身体用に処方される薬。ステロイドのメサデルムと保湿剤のヒルドイドを1:1で調合してあるそうです。内容量100g。ヘアワックスぐらいの容器に入ってます。

コレはとても使い勝手が良いです。量が多いので(身体用ですから)気にせず塗れる!伸びも良い!

チューブの薬って、大体5g入りが多いんです。普段から常用していると、たくさん出る薬の使用済みチューブがなんというか、「薬漬けの罪悪感」みたいなモノを感じさせるんですよ…。

だから保湿クリームみたいに塗れるこのブレンド軟膏は心理的にも良いです。

 

フルメタローション

頭皮に使う薬。目薬みたいな容器に入っていて、液体です。

うっすら消毒薬のニオイがします。

先生は「この薬は誰か他の人に塗ってもらってね」と行ってました。だけど僕は自分で塗ってます。勘ですが、慣れると上手になります。

 

以上、6種類。お値段はひと月に¥1000くらい。3ヶ月ぶんぐらいまとめてもらってます。

この処方薬以外の薬や保湿剤は使ってません。

 

たまに「これすごい良いから使ってみれば?」とか、「すごい効くから塗ってみて!」なんて美容液やらクリームやら紹介されたり頂いたりします。

たいへんありがたいんですが、国家が管理する医療機関で出される処方箋医薬品と較べると効き目および価格で圧倒的な差があります。

病院ってすごい。

 

 

コンプレックスじゃないよ

僕はアトピーなので、皮膚科に通ってます。

3年前から通ってるこの皮膚科は、別にネットの評判が良いワケでもアトピーに特別な治療を施してるワケでもありません。

ただ近所なので選びました。

 

季節の変わり目は悪くなるのと、普段ケアしてる薬が切れたので先日行って来ました。

待つ事10分、診察10秒。

僕「先生どうも。いつものお薬貰いに来ました」

先生「うん。ちょっと見せて。はい。薬塗るの怠けちゃだめよ」

以上。診察料¥1060。

 

随分テキトーだとお思いでしょうが違いますよ。

先生には初診の時、しっかり診てもらってちゃんと「薬の塗り方」も指導されてます。

僕のアトピー治療は、いわゆる「プロアクティブ法」です。

悪い状態を薬(もちろんステロイド)でまずガッツリ治療し、段階的に薬を使う頻度を減らして行く。

いい状態になったら保湿剤でケアする。

悪くなったらまた薬でガッツリ治す。んで保湿。

コントロールするのが目的で、根治は基本的に目指してません。

 

なので薬が切れたら貰いに行き、なにか気になれば質問する。そんな皮膚科との付き合い方なのです。玄米食べたり自家製ヨーグルト育てたりは別にしてません。

僕にとっては非常にラクなので、ベストな通院。

診察料分の仕事しなきゃとか、なんかそれらしい話しなきゃとかいらないんです。病院いくたびに先生のお説教とか聞きたくないしね。

もしなんらかの事情でこの皮膚科に通えなくなったら、お薬手帳を持って違うどこかの皮膚科に行こうと思ってます。

で、「この薬でコントロールしてました」で薬もらって終了。

もしそこで新しい治療や薬を提案されたらそのとき考えます。

 

僕は普通にステロイドを使います。いろいろブログやウェブで調べてみましたが、僕の感覚に一番しっくりくるのは普通の皮膚科のごく一般的な治療なんです。

よく言われる「脱ステロイド」とか、「脱保湿」とかに興味はありません。

もちろんそう言った治療を選ぶ人に意見するつもりは毛頭ありませんし、間違っているとも思いません。

ただそれぞれの選択だと思ってます。

 

僕のアトピーは動けないほどの状態じゃないです。とはいえ見た目ではわからないほど軽くもありません。

薬でコントロールすれば日常生活に不便はありません。なので普段からそんなにアトピーを意識して暮らしてはないです。

そしてなにより、

世の人は自分が思ってるより僕のアトピー気にしてない

ので、必要以上にコンプレックスも感じてません。

 

世間のすべての人々はそれはもうコンプレックスと共に生活してます。容姿、収入、病気、障害…。

誰しも。全員です。もちろん僕も。

そしてその僕は人々のルックスや預金残高やケガや通院歴にはさっぱり興味ありません。

その人の考え方やキャラクター、スキルに興味は向きます。普通のことですよね。

それに気づいてからはアトピーに限らず、自身のコンプレックスはとりあえず棚に上げる事にしました。

これラクです。オススメです。みんな自分のことなんかそんなに気にしてないんだって!

 

僕はアトピーだし貧乏だし近眼だし白板症になるし(治ったけど)さんざんですが、そのくらいは多分普通。平均だと思ってます(強がり)。

まあ自分のコンプレックスなんか棚に上げて、気楽にいこうぜ!