4月初旬の本番が近いので、新曲を中心に練習しています。
20代のときはすぐに覚えられていたフレーズ練習も、40歳を過ぎるとナカナカ若かりしときのようには行きません。
それなりの工夫が必要ですねぇ。
ところでバンドでのリハーサルでは、40代でも衰えはほぼ感じません。
新しい楽曲の構成を覚えるのも問題ありませんし、過去曲のおさらいも(随分昔の曲もあります)すこしやればすぐに記憶は復活します。
立ちっぱで数時間のリハーサルは腰は痛いけどね!
経験による蓄積は、なにかと関連付けて覚えるような場合には大丈夫なんだろうと思います。楽曲のアレンジなんかがそうですね。
ここは序盤だから静かに、ドラムとベースが入って来たらアルペジオをコードストロークに変えて…。
こんな具合の「覚えもの」は全然楽勝。
キツいのが、単純な記憶。
バンド全員で合わせなければならないフレーズなんかは、作曲者の指定が完全にあるわけでして、僕らはそれをバッチリ演奏しなければなりません。
指定されてる以上はそのとおりに弾かなければなりませんから、これはもうひたすら反復して叩き込む以外には方法は無いんですよ。
アラフォーギタリストとして若者に引け目を感じる瞬間ですね。20代のミュージシャンはホントにすぐ覚える!
そこで最近工夫してる僕の普段の練習方法です。
一つの題材に3日かけるイメージです。メインの伴奏やギターリフに3日、ギターソロに3日、全体通しての演奏に3日。
数曲同時進行もできますが、この大体ペースはこんなです。
例えばあるギターソロを弾く場合、まず初日に音符(指板上の運指も含めて)を覚えます。この場合、テンポはかなりゆっくりです。
間違えたりミスが出るようならテンポを落として練習します。そうすると次の日はテンポは遅くてもミスらず演奏できるようになってます。
2日目はそのテンポを速くして行きます。徐々にテンポを上げていくのももちろんやりますが、個人的に効果的なテンポ練習があるのでそれをやります。
それは、「テンポを極端に変える」。
BPM(曲のテンポの数字。多いほど速い)150の曲の場合なら、100で練習した後、170でやります。次は90で、その次は180で、という感じです。
原曲のテンポより極端に遅かったり速かったりでの練習は、自分が「どこを理解していないか」を浮き彫りにします。非常に解りやすいのでオススメの練習方法です。
3日目はギターソロの前後を含めて原曲のテンポで練習します。ここでは楽曲の感じや風味をしみ込ませる練習です。それはそれはノリノリで練習します。
3日掛けるのは、日をまたぐことによる「記憶の整理」が上達に不可欠だからです。
初日の練習も終わりに差し掛かると、疲れもあってどんどんミスするようになります。ヘタになって行くような感覚さえあります。楽勝で弾けてたトコロを間違いはじめたらもう終了。
次の日、あら不思議。メッチャ弾けます。ゆっくり休んだ脳は、一気に入って来た情報を見事に処理してくれているようで、前日とは打って変わって「フレーズが見えます」。
運動神経と記憶が合致するには、アタマが情報処理する時間が必要なんですねぇ。
40代は1日で覚えた技は1日で忘れます。悲しい。
こうして伴奏やソロを数日掛けてカラダにしみ込ませて行きます。
もちろん良い演奏には蓄積や経験といった「年輪」がモノを言うので、プレイそのものは円熟していく(はず)です。しかしながらそれにアグラをかいては進歩もありませんから、なんとか新しい事を会得していかなければなりません。
まあ、これが音楽の楽しいトコロなんで、いつまでも自分の限界に挑戦し続けますよ!